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団体信用生命保険

更新日:2022年7月10日


団体信用保険は住宅ローンを持つ方に万が一の事が起きて住宅ローンを支払えなくなった際

保険金によって住宅ローンを完済する性質の商品です。

残されたご家族を守る大事な保険だと言えます。

団体信用生命保険(団信)は住宅ローンの金利に上乗せされる形で保険料を支払います。

商品の特性をご理解いただき、一般の保険と組み合わせて万一の際の守りを固めて頂きたい

と思います。

今回の説明にはりそな銀行の団信の商品を引用しますが、金融機関によって性質が異なる

商品がありますので、お選びになる際には上乗せ金利だけでなく保証の範囲についても

お調べいただければと思います。

団信には(1)一般団信(2)3大疾病保障特約(3)特定状態保証特約付と

大きく分けて3つの商品があります。多くの金融機関がこの3つの商品に独自のプランを

付け足しています。りそな銀行では女性用団信「凛」がそれにあたります。


(1)一般団信 上乗せ金利 0%

このタイプは上乗せ金利0%標準仕様の団信になります。

保証を受けるためには「死亡・高度障害状態」と診断される必要があります。

りそな銀行ホームページに高度障害状態の定義があります。

死亡若しくは上記の高度障害状態になった際、保険規約に則って住宅ローン相当の

保険金をもって住宅ローン残高が相殺されます。


(2)3大疾病保障特約 上乗せ金利 0.25%

上記、死亡・高度障害での保険金支払いに加え1)がんと診断2)急性心筋梗塞 

3)脳卒中になった際、保険がおります。

(1)の状態に加え上記の3代疾病による所定の状態と診断された際、

保険規約に則って住宅ローン相当の保険金をもって住宅ローン残高が相殺されます。


(3)特定状態保証特約付 上乗せ金利 0.3%

(1)・(2)の状態に加えて病気・けがによる16の状態+要介護状態と診断された

が対象となる商品です。各金融機関このゾーンの保険の開発に力を入れていますので

比較検討をお願い致します。りそな銀行では団信革命と呼ばれている同商品は2人に

1人が選ぶ団信とホームページに記載があります。他の金融機関でもこの補償範囲の

保険が一番選ばれていると思います。

必要な状態は

以上が団体信用生命保険の大まかな説明となります。

保証が厚ければ保険料を加えた住宅ローンの返済額は増えます。

住宅ローンの最低金利が適用される融資手数料型に団信を加算した月返済額では

借入額5000万円 借入期間35年 変動金利タイプで適用金利0.395%とした場合


結果月々のお支払いが6662円変わってきます。住宅ローン減税には適用されますが、

年末調整等で調整される保険ではないので注意が必要です。






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